(貴金属市場)
28日の金標準は、大幅続落。金標準の中心限月10月限は前日比90円安の1万2913円。
夜間立会の金標準10月限は、序盤にNY金の上昇によって1万3022円まで反発した。しかし、その後は為替の円高基調が圧迫要因となり、金標準は上値を切り下げ1万2841円まで大幅続落した。NY金の2月限は、為替のドル安・ユーロ高基調を背景に2683.4ドルまで上昇したが、その後は2660ドル割れまで上げ幅を縮小した。
日中立会は、NY金の下落が圧迫要因となり金標準は1万2831円まで下値を切り下げた。しかし。その後はNY金の下げ一服と為替の円安方向の戻りによって、金標準は1万2910円台まで下げ幅を縮小した。
日中のNY金は、2644.1ドルまで下落した後、戻り基調となっている。今晩のNY金は、感謝祭の祝日によって電子取引のみとなっていることから市場参加者が減ることで、値動きの激しい動きが警戒される。金標準は、為替の円高基調によって前日から下値を切り下げている。米ドル/円相場は、日中に円安方向の戻しているが、まだ不安定な動きによる下振れに注意したい。
金標準の日足チャート
※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
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