(貴金属市場)
27日の金標準は、続落。金標準の中心限月10月限は前日比31円安の1万3003円。
夜間立会の金標準10月限は、序盤にNY金の上昇によって1万3087円まで反発した。しかし、その後はNY金の上値切り下げと為替の円高方向の動きが圧迫要因となり、金標準は1万2983円まで続落した。NY金の12月限は、前日の暴落に対する反動で2642.7ドルまで上昇した。しかし、その後は一時2620ドル割れまで下落するなど不安定な動きが続いた。
日中立会は、引き続き為替の円高方向の動きが圧迫要因となり、金標準は1万2956円まで下げ幅を縮小した。しかし、安値をつけてからの金標準は、NY金の上昇によって金標準は1万3031円まで戻した。ただ、その後は為替の円高方向の動きが強まり、金標準は1万3000円を挟んだ水準まで売り直された。
日中立会のNY金は2645ドル台まで上昇している。前日の安値から35ドル以上の戻り見せているが、今晩のNY金市場は明日の感謝祭の祝日に備え、持ち高調整の動きによって乱高下が警戒される。金標準は、前日から1万3000円前後で揉み合う展開となっている。NY金は下げ一服の展開となっているが、米ドル/円相場が円高方向の進んでいることから、円高要因による金標準の下振れが警戒される。
金標準の日足チャート
※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
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