(貴金属市場)
19日の金標準は、急反発。金標準の中心限月10月限は前日比192円高の1万3094円。
夜間立会の金標準10月限は、NY金の急騰を背景に1万3093円まで急反発した。しかし、その後はNY金の上げ一服の動きによって、金標準は1万3031円まで上げ幅を縮小した。NY金の12月限は、安全資産の買いと為替のドル安・ユーロ高基調によって2619.5ドルまで急騰した。
日中立会は、NY金が2629ドル台まで大幅続伸すると、金標準は1万3099円まで上値を切り上げた。
日中のNY金は、前日からの強調地合いを維持して2629.7ドルまで上昇している。11月初旬から下落基調が一服して、再び地政学的リスクを警戒した動きとなっている。目先は、大きく下振れしたことに対する調整高も予想され、NY金の波乱の展開が続くと見たい。金標準は、NY金の強調地合いによって1万3090円台まで急反発しているが、NY金の戻り幅によっては、夜間立会で更なる上値を試す動きが予想される。
金標準の日足チャート
※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
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