(貴金属市場)
11日の金標準は、横ばい。金標準の中心限月10月限は前週末と変わらずの1万3254円。
夜間立会の金標準10月限は、序盤に為替の円高方向の動きによって1万3203円まで下落した。しかし、その後はNY金の上昇に反応して金標準は1万3346円まで続伸した。ただ、夜間立会の引けにかけては、NY金の値崩れによって金標準は1万3240円台まで売り直された。NY金の12月限は、2711ドルまで上昇した後、為替はドル高・ユーロ安基調を背景に2690ドル台まで売られた。
日中立会は、週明けのNY金が2673ドル台まで崩れると、金標準は1万3217円まで下落した。しかし、その後はNY金の下げ一服と為替の円安基調によって、金標準は1万3275円まで買い直された。ただ、日中立会の引けにかけては、1万3250円台まで上値を切り下げた。
日中のNY金は、為替のドル高・ユーロ安基調が圧迫要因となり2673.1ドルまで続落している。今週は13日に米国の消費者物価指数(CPI)の発表が予定されている。米CPIは、インフレ指標として米FRB(連邦準備制度理事会)が重要視している経済指標となっていることから、それまでNY金は様子見ムードの動きが予想される。金標準は、NY金の下落と為替の円安基調によって1万320円台中盤で揉み合いとなっている。ただ、13日の米CPIの結果によってNY金や米ドル/円相場が乱高下する可能性があることから、金標準は突然の急変動に注意したい。
金標準の日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
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執筆者情報
田澤
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商品先物業界の営業・企画調査などを経験し、フジトミ証券株式会社。
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