フジトミ証券株式会社は投資サービスをはじめ、保険・環境関連サービスをご提供致します。

投資情報ナビ

【貴金属市場】週明けの金標準は売り買い交錯して横ばい

2024.11.11

(貴金属市場)
11日の金標準は、横ばい。金標準の中心限月10月限は前週末と変わらずの1万3254円。
夜間立会の金標準10月限は、序盤に為替の円高方向の動きによって1万3203円まで下落した。しかし、その後はNY金の上昇に反応して金標準は1万3346円まで続伸した。ただ、夜間立会の引けにかけては、NY金の値崩れによって金標準は1万3240円台まで売り直された。NY金の12月限は、2711ドルまで上昇した後、為替はドル高・ユーロ安基調を背景に2690ドル台まで売られた。
日中立会は、週明けのNY金が2673ドル台まで崩れると、金標準は1万3217円まで下落した。しかし、その後はNY金の下げ一服と為替の円安基調によって、金標準は1万3275円まで買い直された。ただ、日中立会の引けにかけては、1万3250円台まで上値を切り下げた。
日中のNY金は、為替のドル高・ユーロ安基調が圧迫要因となり2673.1ドルまで続落している。今週は13日に米国の消費者物価指数(CPI)の発表が予定されている。米CPIは、インフレ指標として米FRB(連邦準備制度理事会)が重要視している経済指標となっていることから、それまでNY金は様子見ムードの動きが予想される。金標準は、NY金の下落と為替の円安基調によって1万320円台中盤で揉み合いとなっている。ただ、13日の米CPIの結果によってNY金や米ドル/円相場が乱高下する可能性があることから、金標準は突然の急変動に注意したい。

金標準の日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

フジトミ証券の投資助言サービスでは、商品や株価指数、FXを中心に売買のフォローアップを行っています。
【投資助言サービスについて】https://www.fujitomi.co.jp/advice/

【ツイッター】https://twitter.com/@tazawa_fujitomi

関連記事

【金と白金のサヤ取り】金はダブルボトム形成か!?金と白金のサヤは拡大傾向、テクニカル分析による金と白金の今後の見通し
動画コンテンツ
【金と白金のサヤ取り】金はダブルボトム形成か!?金と白金のサヤは拡大傾向、テクニカル分析による金と白金の今後の見通し
【貴金属市場】金標準は、日中の円高基調を背景に反落
コモディティ(CX)
コモディティ(CX)
【貴金属市場】金標準は、日中の円高基調を背景に反落
【海外商品市況】NY金はドル安基調を背景に続伸。一方、NY白金とWTI原油は下落。
コモディティ(CX)
コモディティ(CX)
【海外商品市況】NY金はドル安基調を背景に続伸。一方、NY白金とWTI原油は下落。
【白金価格】2025年の白金相場 あてにならない需給・在庫 短期戦略・中長期戦略【コラボ企画】
動画コンテンツ
【白金価格】2025年の白金相場 あてにならない需給・在庫 短期戦略・中長期戦略【コラボ企画】
  • プライム情報・記事一覧
  • 経済カレンダー
  • 相場表

▲ PAGE TOP