(貴金属市場)
8日の金標準は、反発。金標準の中心限月10月限は前日比40円高の1万3254円。
夜間立会の金標準10月限は、NY金の上昇に反応して1万3379円まで急反発した。NY金の12月限は、米長期金利の低下と為替のドル安・ユーロ高基調が支援材料となり2718.3ドルまで上昇した。
日中立会の金標準は、序盤に1万3412円まで上値水準を切り上げた。しかし、その後は、NY金の軟調地合いと為替の円高方向の動きによって、金標準は1万3254円まで上げ幅を縮小した。
日中のNY金は、2717.8ドルまで上昇した後、2693.1ドルまで下落している。前日の急反発に対する持ち高調整の動きによってNY金は上値を切り下げている。ただ、日本時間早朝4時発表された米国の利下げによって、為替がドル安・ユーロ高基調に進むことが予想されることから、NY金の下押しは限定的になると見たい。一方、金標準は為替の円高方向が警戒されることから、円高要因による上値を切り下げる動きが予想される。
金標準の日足チャート
※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
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