(NY貴金属)
5日のNY金は、4営業日ぶりに反発。NY金の期近12月限は、前日比3.5ドル高の2749.7ドル、NY白金の期近1月限は、同16.2ドル高の1006.7ドル、NY銀の期近12月限は、同16.6セント高の3277.5セント。
昨日のNY金は、為替のドル安・ユーロ高基調を背景に反発した。NY金の12月限は、米国の大統領選挙の結果待ちの中、序盤に為替のドル高・ユーロ安方向の動きによって2733.4ドルまで下落した。しかし、安値をつけてからのNY金は為替がドル安・ユーロ高基調に転換すると出直りの動きとなり、米国取引時間帯に2759.5ドルまで上昇した。その後は、2744ドル台まで一時的な下落を見せたが、引けにかけて2752ドル前後まで買い直された。
NY白金も反発して、1000ドル台を回復した。NY白金の1月限は、序盤に為替のドル高・ユーロ安方向の動きから986.7ドルまで売られた。しかし、その後のNY白金は為替がドル安・ユーロ高基調に転換すると1012.0ドルまで反発した。ただ、高値をつけてからは、為替のドル安・ユーロ高基調が一服したことで、NY白金は1007ドル前後の水準まで上値を切り下げた。
NY金12月限日足
※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
NY白金1月限日足
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(WTI原油・NY石油製品・北海ブレント)
5日のWTI原油は、5営業日連続で上昇。WTI原油の期近12月限は前日比0.62ドル高の72.09ドル、北海ブレント原油の期近1月限は、同0.45ドル高の75.08ドル。RBOBガソリンの12月限は、同2.54セント高の204.46セント、NYヒーティングオイルの期近12月限は、同2.01セント高の230.42セント。
昨日のWTI原油は、為替のドル安基調をきっかけに72ドル台まで続伸した。WTI原油の12月限は、為替のドル安基調による割安感によって買われる展開となり、米国取引時間帯に72.67ドルまで上昇した。上昇局面では、ハリケーンリスクを警戒した買いも支援材料となった。ハリケーンへの発達が見込まれる熱帯低気圧「ラファエル」が、米メキシコ湾岸に接近していることで、エネルギー生産の減少懸念が広がっている。しかし、高値をつけてからのWTI原油は、米大統領選の先行き不透明感や連日の上昇による利益確定の売りによって71.40ドル台まで下落した。ただ、WTI原油の下振れは一時的な動きとなり、引けにかけては72ドル前後の水準まで買い直された。
WTI原油期近12月限日足
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(CBOTコーン)
5日のシカゴコーンは、続伸。シカゴコーンの中心限月12月限は前日比2.00セント高の418.50セント。
昨日のシカゴコーンは、売り買いが交錯する中、続伸した。シカゴコーンの12月限は、米国の大統領選挙の結果待ちの中、序盤に415.25セントまで下落した。しかし、その後は為替のドル安基調による割安感によってシカゴコーンは買い拾われると、米国取引時間帯に419.75セントまで続伸した。
シカゴコーン期近12月限日足
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