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【貴金属市場】金標準は続落して、一時1万3318円まで下落

2024.10.25

(貴金属市場)
25日の金標準は、大幅続落。金標準の中心限月8月限は前日比50円安の1万3345円。
夜間立会の金標準8月限は、NY金の上昇によって1万3459円まで反発した。しかし、その後はNY金の高値圏からの値崩れと為替の円高方向の動きから、金標準は1万3333円まで続落した。ただ、夜間立会の引けにかけては、NY金の安値からの戻りに引っ張られ、金標準は1万3400円前後の水準まで下げ幅を縮小した。NY金の12月限は、序盤に2756.3ドルまで上昇した後、2735ドル台まで崩れた。しかし、引けにかけては2750ドル前後の水準まで戻した。
日中立会は、NY金の下落と為替の円高方向の動きによって、金標準は序盤から上値を切り下げると、14時過ぎに1万3318円まで日中の安値を更新した。ただ、引けにかけては1万3340円台まで下げ幅を縮小した。
NY金は、日中に2736.5ドルまで売り直されている。本日は、週末と言う事もあって持ち高調整の動きからNY金は上値を切り下げている。ただ、中東情勢の悪化と米国の大統領選に対する先行き不透明な状況に変わりがないことから、NY金は下落局面では安全資産としての買い拾われる動きが予想される。金標準は、NY金の下落と為替の円高基調によって大幅続落しているが、金の取り巻く環境に変わりがないことから、NY金と同様に下押し局面では買われる動きになると見たい。

金標準の日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

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