(貴金属市場)
23日の金標準は、引き続き最高値を更新。金標準の中心限月8月限は前日比227円高の1万3504円。
夜間立会の金標準8月限は、序盤にNY金の強調地合いと為替の円安基調を背景に1万3389円まで続伸した。NY金の12月限は、中東情勢の悪化を警戒した安全資産の買いと米国の大統領選の先行き不透明な状況によるリスク回避による買いが膨らみ2763.3ドルまで史上最高値を再び更新した。
日中立会は、序盤から為替の円安基調が金標準の支援材料になると1万3400円台まで取引水準を上げた。その後、NY金が2767ドルまで続伸して最高値を更新すると、金標準も1万3513円まで史上最高値を再び更新した。
日中のNY金は2764.9ドルまで高値を更新している。かなり勢いのある相場状況となっていることから、目先は2800ドルまでの上昇が予想される。金標準は、9営業日連続で上昇して、連日の最高値を更新している。まだ、NY金の上昇と為替の円安基調が続いていることから、1万3550円まで上昇も予想される。
金標準の日足チャート
※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
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