フジトミ証券株式会社は投資サービスをはじめ、保険・環境関連サービスをご提供致します。

投資情報ナビ

【貴金属市場】週明けの金標準は、1万3149円まで最高値を再び更新

2024.10.21

(貴金属市場)
21日の金標準は、最高値を更新。金標準の中心限月8月限は前週末比42円高の1万3128円。
週末の夜間立会の金標準8月限は、序盤にNY金の下落によって1万3059円まで崩れた。しかし、その後はNY金の出直りの動きを背景に金標準は1万3125円まで続伸した。NY金の12月限は、欧州取引時間帯に2716ドル台まで下落した後、中東情勢の悪化を警戒した動きによる安全資産の買いによって2736.7ドルまで最高値を更新した。
日中立会のは、週明けのNY金が2747.8ドルまで再び最高値を更新すると、金標準は1万3149円まで史上最高値を更新した。しかし、最高値を更新してからの金標準は、NY金の上げ一服と為替の円高方向の動きによって1万3118円まで上値を切り下げた。
日中のNY金は、最高値を更新した後、2740ドル前後まで上げ幅を縮小している。中東情勢の悪化を警戒した動きによって連日最高値を更新しているが、過熱感による高値警戒も出やすい状況となっている。ただ、依然として中東の地政学的リスクは引き続きNY金の支援材料なることから、NY金は下押し局面では買い拾われる動きが続くとみたい。金標準も連日の最高値更新を継続して本日は1万3149円まで上昇している。1万3150円まであと一歩のところまで上昇しているが、NY金が現在上値を切り下げていることから、目先の下押しが警戒される。ただし、NY金の上昇基調は続くと見られているので、金標準も下押しは限定的な動きになると想定したい。

金標準の日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

フジトミ証券の投資助言サービスでは、商品や株価指数、FXを中心に売買のフォローアップを行っています。
【投資助言サービスについて】https://www.fujitomi.co.jp/advice/

【ツイッター】https://twitter.com/@tazawa_fujitomi

  • プライム情報・記事一覧
  • 経済カレンダー
  • 相場表

▲ PAGE TOP