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【海外商品市況】NY金は反発。一方、NY白金は4営業日ぶりに反落、WTI原油は大幅続落。

2024.10.16

(NY貴金属)
15日のNY金は、反発。NY金の期近12月限は、前日比13.3ドル高の2678.9ドル、NY白金の期近1月限は、同7.5ドル安の996.6ドル、NY銀の期近12月限は、同44.0セント高の3175.6セント。
昨日のNY金は、米国の長期金利の低下が支援材料となり反発した。NY金の12月限は、序盤に2659.5ドルまで下落した。しかし、その後は米長期金利の低下を背景にNY金は出直りの動きになると、米国取引時間帯に2685.9ドルまで上昇した。この日発表された10月のNY連銀製造業景況指数は、マイナス11.9となり前月の11.5から大きく低下したほか、市場予想の3.85も下回った。このNY連銀製造業景況指数の発表後に、米長期金利は一段と低下した。ただ、高値をつけてからのNY金は、為替のドル高・ユーロ安基調によって上値を抑えられ、引けにかけて2680ドル前後まで上げ幅を縮小した。
一方、NY白金は4営業日ぶりに反落した。NY白金の1月限は、序盤に1009.3ドルまで上昇した。しかし、その後は為替のドル高・ユーロ安基調がNY白金の圧迫要因になると、米国取引時間帯に983.7ドルまで崩れた。ただ、安値をつけてからのNY白金は、下げ一服の展開から引けにかけて996ドル前後の水準まで戻した。

NY金12月限日足

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

NY白金1月限日足

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

(WTI原油・NY石油製品・北海ブレント)
15日のWTI原油は、大幅続落。WTI原油の期近11月限は前日比3.25ドル安の70.58ドル、北海ブレント原油の期近12月限は、同3.21ドル安の74.25ドル。RBOBガソリンの11月限は、同7.09セント安の203.77セント、NYヒーティングオイルの期近11月限は、同8.65セント安の218.77セント。
昨日のWTI原油は、中東情勢の悪化による供給不安の後退が圧迫要因となり大幅続落した。WTI原油の11月限は、序盤から売りが先行すると、欧州取引時間帯に69.71ドルまで崩れた。ワシントンポストによると、イスラエルのネタニヤフ首相がイランへの報復攻撃に対して石油施設や核施設を攻撃しないことを米政府に伝えたと報じた。この報道によって、イラン産エネルギーの供給不安が後退した。ただ、安値をつけてからのWTI原油は、下げ一服の動きにから引けにかけて71ドル前後の水準まで下げ幅を縮小した。

WTI原油期近11月限日足


※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

(CBOTコーン)
15日のシカゴコーンは、4営業日連続で下落。シカゴコーンの中心限月12月限は前日比7.00セント安の401.25セント。
昨日のシカゴコーンは、原油価格の下落と為替のドル高基調を背景に続落した。シカゴコーンの12月限は、原油価格の下落に反応して序盤から売りが先行した。その後は、為替のドル高基調による割高感が圧迫要因になると、シカゴコーンは400.50セントまで下値水準を切り下げた。

シカゴコーン期近12月限日足

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

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