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【貴金属市場】金標準は、3営業日連続の上昇

2024.10.07

(貴金属市場)
7日の金標準は3営業日連続の上昇。金標準の中心限月8月限は前週末比85円高の1万2639円。
先週末の夜間立会の金標準8月限は、為替の円安基調が支援材料となり1万2773円まで大幅続伸した。しかし、高値をつけてからの金標準は、為替の円安基調の一服とNY金の軟調地合いを背景に1万2680円まで上げ幅を縮小した。米ドル/円相場は、強気な結果となった米国の9月雇用統計の発表によって、149円台まで円安に進んだ。一方、NY金の12月限は、米国の大幅利下げの後退観測によって一時2651.6ドルまで崩れた。
週明けの日中立会の金標準は、序盤に1万2722円まで買い直された。しかし、その後は為替の円高方向の動きとNY金の軟調地合いによって、金標準は1万2627円まで上値を切り下げた。
日中のNY金は、序盤に2660ドル台を中心としたレンジで推移していたが、その後は2660ドル割れまで上値を切り下げている。引き続き、米国の大幅利下げ観測は売り材料となっている。ただ、先日から中東情勢の悪化懸念は買い材料となり、NY金の下支えとなっている。金標準は、先週末の為替の円安基調が支援材料となって1万2773円まで上昇している。ただ、週明けは円高方向に進んでいることから、目先の調整安が警戒される。また、今週は10日に米国の消費者物価指数の発表が予定され、金標準は再びNY金や米ドル/円相場の動きに翻弄されるとみて、乱高下に注意したい。

金標準の日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

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