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【石油市場】中東情勢の悪化懸念によって、ドバイ原油は5営業日連続の上昇

2024.10.04

(石油市場)
4日のドバイ原油は、5営業日連続の上昇。ドバイ原油の中心限月3月限は前日比1730円高の6万7100円。
夜間立会のドバイ原油3月限は、WTI原油の強調地合いに反応して6万7820円まで大幅続伸した。WTI原油の11月限は、中東情勢の悪化による供給不安が支援材料となり74.09ドルまで上昇した。
日中立会のドバイ原油は、序盤に6万7830円まで上値水準を切り上げた。しかし、その後はWTI原油の反落と為替の円高方向の動きによって、ドバイ原油は6万7010円まで上げ幅を縮小した。
日中のWTI原油は73.54ドルまで上値を切り下げている。前日はイランとイスラエルの対立による中東情勢の悪化懸念でWTI原油は74ドル台まで上昇している。現在、WTI原油は上値を切り下げているが、先日のイランのミサイル攻撃に対するイスラエルの報復措置として、イランの石油施設を標的にする懸念が台頭していることから、両国の緊迫した状況が続く限りWTI原油の下振れは限定的になると見たい。ドバイ原油は、6万7000円台まで上昇しているが、引き続き中東情勢の悪化によって上値水準を切り上げる動きが予想される。

ドバイ原油の日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

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