※18日の海外市況は、筆者不在のため、休信とさせていただきます
(NY貴金属)
16日のNY金は、3営業日ぶりの反落。NY金の期近12月限は、前週末比1.8ドル安の2608.9ドル、NY白金の期近10月限は、同18.6ドル安の988.2ドル、NY銀の期近9月限は、同6.1セント高の3113.5セント。
週明けのNY金は、最高値を更新した後、利益確定の売りによって反落した。NY金の12月限は、序盤に為替のドル安・ユーロ高基調を背景に2617.4ドルまで史上最高値を再び更新した。今週の17・18日に開催される米FOMC(連邦公開市場委員会)での利下げ観測が、為替のドル安・ユーロ高要因となっている。しかし、最高値を更新してからは利益確定の売りが台頭すると、NY金は2602.5ドルまで上値を切り下げた。ただ、NY金の下振れは限定的となり、その後は利益確定の売りと為替のドル安・ユーロ高基調による買いが交錯して2610ドルを中心とした揉み合う展開となった。
NY白金も為替も利益確定の売りによって急反落した。NY白金の10月限は、序盤に為替のドル安・ユーロ高基調を背景に1008.5ドルまで上昇した。しかし、その後はNY金と同様に利益確定の売りが台頭すると、NY白金は985.0ドルまで崩れた。ただ、安値をつけてからは、為替のドル安・ユーロ高基調が引き続き支援材料となり、NY白金は引けにかけて989ドル台まで戻した。
NY金12月限日足
※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
NY白金10月限日足
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(WTI原油・NY石油製品・北海ブレント)
16日のWTI原油は、急反発。WTI原油の期近10月限は、前週末比1.44ドル高の70.09ドル、北海ブレント原油の期近11月限は、同1.14ドル高の72.75ドル。RBOBガソリンの10月限は、同3.80セント高の196.82セント、NYヒーティングオイルの期近10月限は、同125セント高の209.68セント。
週明けのWTI原油は、為替のドル安期基調と米国の供給不安が支援材料となり急反発した。WTI原油の10月限は、為替のドル安基調によって序盤から買いが先行した。その後、米国取引時間帯にハリケーン「フランシーヌ」が襲来によって同国の供給不安のくすぶりによって上昇基調を強め70.70ドルまで上値を切り上げた。この日、米国の内務省安全環境執行局(BSEE)は、今回のハリケーンの影響で、米メキシコ湾沿岸の原油生産の12%超、天然ガス生産の16%が停止したままだと発表した。この生産の再稼働の遅れによって、米国の供給不安が再燃している。
WTI原油期近10月限日足
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(CBOTコーン)
16日のシカゴコーンは、反落。シカゴコーンの中心限月12月限は、前週末比2.50セント安の410.75セント。
週明けのシカゴコーンは、先週末の上昇に対する利益確定の売りによって反落した。シカゴコーンの12月限は、利益確定の動きによって序盤から売りが先行すると408.50セントまで下落した。しかし、その後は為替のドル安基調による割安感から、シカゴコーンは413.00セントまで反発した。ただ、シカゴコーンの反発は一時的な動きとなり、再び利益確定の売りが圧迫要因になると410セント前後の水準まで売り直された。
シカゴコーン期近12月限日足
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