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【石油市場】ドバイ原油は、急反発

2024.08.30

(石油市場)
30日のドバイ原油は、急反発。ドバイ原油の中心限月1月限は前日比1220円高の6万7630円。
夜間立会のドバイ原油1月限は、序盤に6万5920円まで下落した。しかし、その後はWTI原油の上昇と為替の円安基調を背景に、ドバイ原油は6万8020円まで急反発した。WTI原油の10月限は、需給の引き締まり観測によって76.91ドルまで上昇した。
日中立会は、WTI原油が75.60ドル台まで下落すると、ドバイ原油は6万7300円前後の水準まで上げ幅を縮小した。しかし、その後はWTI原油が76.20ドル台まで上昇すると、ドバイ原油は6万7830円まで買い直された。
日中のWTI原油は、76ドルを挟んだ動きとなっている。今晩は米国の個人消費支出(PCE)物価指数の発表が予定されている。米PCE物価指数は、インフレ指標として米FRB(連邦準備制度理事会)が重要視している経済指標となっている。よって、今後の米FRBの金融政策に影響を与える経済指標となっていることから、今晩のWTI原油は米PCE物価指数の結果次第となっている。米PCE物価指数の発表は日本時間21時30分となっている。今晩のドバイ原油も、WTI原油と同様に米PCE物価指数の結果次第となっている。よって、米PCE物価指数の発表後のWTI原油と円相場の動きに注意したい。

ドバイ原油の日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

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