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【貴金属市場】金標準は、急反発

2024.08.29

(貴金属市場)
29日の金標準は、急反発。金標準の中心限月8月限は前日比61円高の1万1753円。
夜間立会の金標準8月限は、NY金の軟調地合いによって1万1651円まで下落した。しかし、その後はNY金の安値からの戻り基調を背景に1万1700円前後の水準まで下げ幅を縮小した。NY金の12月限は、為替のドル高・ユーロ安基調が圧迫要因となり2527.8ドルまで下落した後、2540ドル台まで戻した。日中立会は、NY金が2553ドル台まで上昇すると、金標準は為替の円安基調の動きもあって1万1765円まで急反発した。
日中のNY金は、為替のドル安・ユーロ高方向の動きが支援材料となり2553.4ドルまで上昇している。再び2550ドル前後の水準まで上昇しているが、明日は米国の個人消費支出(PCE)物価指数の発表を控えていることから、今晩のNY金は2550ドル前後の水準で上げ一服の動きが予想される。金標準は、NY金の上昇と為替の円安基調によって1万1765円まで反発しているが、明日の米PCE物価指数の発表を踏まえると、夜間立会では上値の重い動きが予想される。

金標準の日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

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