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【貴金属市場】金標準は、1万1860円台まで反発

2024.08.02

(貴金属市場)
2日の金標準は、反発。金標準の中心限月6月限は前日比34円高の1万1862円。
夜間立会の金標準6月限は、NY金の強調地合いに反応して1万1936円まで反発したが、その後は為替の円高基調に上値を抑えられ1万1759円まで下落した。NY金は、中東情勢の悪化を警戒した動きによって2506.6ドルまで続伸した。
日中立会は、序盤にNY金の下落と為替の円高基調を背景に金標準は1万1755円まで下値を切り下げた。しかし、その後はNY金が2513ドル台まで続伸すると、金標準は1万1865円まで反発した。
日中のNY金は2513.4ドルまで上値水準を切り上げている。ただ、今晩は米国の雇用統計の発表が予定され、NY金はその結果次第となる。事前予想では、非農業部門の雇用者数が17万5000人と前回の20万6000人から非農業部門の雇用者数は減少するとみられている。この予想通りの結果となれば、9月の米利下げ観測が強まり、NY金の支援材料になること予想される。ただし、逆の結果となれば、急反落も。米雇用統計の発表は、日本時間21時30分となっている。金標準は、NY金の強調地合いと為替の円高基調によってプラス圏とマイナス圏を行き来する動きとなっている。夜間立会では米雇用統計の結果次第となっているが、円相場の不安定な動きによる乱高下に注意したい。

金標準の日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

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