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【貴金属市場】金標準は急落

2024.07.18

(貴金属市場)
18日の金標準は、急落。金標準の中心限月6月限は前日比140円安の1万2422円。
夜間立会の金標準6月限は、為替の円高基調とNY金の高値圏からの値崩れによって1万2371円まで急落した。NY金の8月限は、2488.4ドルまで最高値を更新した後、2458.3ドルまで崩れた。日中立会は、為替が一段と円高基調に進み金標準は1万2335円まで下値水準を切り下げた。しかし、その後は為替の円安方向への戻りとNY金の反発によって1万2468円まで下げ幅を縮小した。ただ、金標準の1万2460円台までの戻りは一時的な動きとなり、再び1万2420円前後の水準まで売り直された。
日中のNY金は、為替のドル安・ユーロ高基調が支援材料となり2473ドル台まで反発している。ただ、今晩はECB(欧州中央銀行)の政策金利の発表とラガルドECB総裁の記者会見が予定されている。ECBの政策金利は、前回から据え置きが確実視されていることから、市場ではラガルドECB総裁の記者会見で今後の利下げに関する発言があるか注目されている。よって、NY金はラガルドECB総裁の記者会見の後のドル・ユーロ相場の動き次第となっている。金標準は、前日からの急ピッチな為替の円高基調が圧迫要因となり大きく崩れている。ただ、日中のNY金の反発と為替の円安方向の戻りによって、金標準も安値から出直りの動きとなっている。夜間立会はNY金と同様にドル・ユーロの動き次第となっているが、本日の急落に対する自律反発も予想される。

金標準の日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

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