(貴金属市場)
4日の金標準は、急反発。金標準の中心限月6月限は前日比75円高の1万2250円。
夜間立会の金標準6月限は、NY金の上昇によって1万2297円まで上場来高値を更新した。NY金の8月限は、米国の利下げ観測の再燃を背景に2374.5ドルまで上昇した。日中立会は、為替の円高基調によって金標準は1万2255円まで上げ幅を縮小したが、その後は為替の円安向高の戻りによって1万2286円まで戻した。ただ、金標準の1万2280円台の戻りは一時的な動きとなり、引けにかけては、NY金の下落を背景に1万2250円前後まで上値を切り下げた。
日中のNY金は、2371.1ドルまで上昇した後、2364ドル台まで下落している。今晩のNY金は、独立記念日のため短縮での時間外取引のみとなっている。また、明日は米雇用統計を控えていることから、NY金は様子見の動きが予想される。金標準は、上場来高値を更新してから、上げ一服となっている。夜間立会は、NY金の様子見の動きが予想されるとこから、金標準も高値圏で揉み合う動きが想定される。
金標準の日足チャート
※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
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