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【貴金属市場】金標準は急反発して、1万2068円まで上昇

2024.06.28

(貴金属市場)
28日の金標準は、急反発。金標準の中心限月6月限は前日比174円高の1万2066円。
夜間立会の金標準6月限は、NY金の上昇と為替の円安基調が支援材料になると1万2064円まで急反発した。NY金の8月限は、米国の長期金利の低下と為替のドル安・ユーロ高方向の動きによって2342.0ドルまで上昇した。日中立会は、NY金が2329ドル台まで下落すると金標準は1万2034円まで上げ幅を縮小した。しかし、その後はNY金の戻りと為替の円安基調によって、金標準は1万2068円まで日中の高値を更新した。
日中のNY金は為替のドル高・ユーロ安方向の動きが圧迫要因となり、一時2329.7ドルまで下落したが、その後は2337ドル台まで戻している。ただ、今晩は米国の5月の個人消費支出(PCE)物価指数の発表が予定され、NY金は米PCEの結果次第となっている。米PCE物価指数は米FRB(連邦準備制度理事会)がインフレ指標として重要視しており、今後の米国の金融政策に影響を与える経済指標となっている。従って、米PCE物価指数の結果によって、NY金は波乱の展開が予想される。金標準は、本日1万2068円まで上昇しているが、NY金と同様に今晩の夜間立会は米PCEの結果次第となっている。新たな仕掛けは、米PCE物価指数の結果を見極めてからが無難と見たい。

金標準の日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

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