投資助言サービス担当アナリスト(村石充)が、外国為替市場の状況(16時45分時点)をお伝えいたします。※動画によるテクニカル分析は動画コンテンツをご覧ください。
米ドル/円
米ドル/円は前日比0.100円安の159.490円近辺で推移しています。
日足チャートで考察すると、実線は5日EMA(159.080円近辺)がサポート役となり、底堅い展開が続いています。
オシレーター系指標は、いずれも上値を試す展開を暗示しています。
トップサイクルは、本日で42本目となり、平均トップサイクル(55本)を考慮すると、トップ形成までに日柄が残っています。そのため、目先は10日EMA(158.470円近辺)を下抜けない限りは上値を試す展開が想定されます。
ポンド/円
ポンド/円は前日比0.11円安の202.36円近辺で推移しています。
日足チャートで考察すると、実線は5日EMA(201.81円近辺)や10日EMA(201.23円近辺)がサポート役となり、底堅い展開が続いています。
オシレータ系指標を考察すると、MACDはプラス圏で上昇傾向となり、ファストストキャスティクスは80%近辺で指数密集圏を形成し、スローストキャスティクスは80%以上に上昇しているため、上値を試す展開を暗示しています。
トップサイクルは、本日で20本目となり、平均トップサイクル(24本)を考慮すると、トップ形成までに日柄が残っています。
目先は、10日EMA(201.23円近辺)を下抜けない限り、上値を試す可能性が高まりそうです。
メキシコペソ/円
メキシコペソ/円は前日比変わらずの8.890円近辺で推移しています。
日足チャートで考察すると、実線は25日EMA(8.820円近辺)を上抜けて上昇しています。上値は75日EMA(8.930円近辺)が抵抗として機能しています。
各オシレータ系指標を考察すると、MACDはマイナス圏で上昇傾向となり、ファストストキャスティクスは中段保ち合い圏で上向きに推移し、スローストキャスティクスは80%以上に上昇しています。
トップサイクルは本日で26本目となり、ボトムサイクルは本日で10本EMAを形成しています。
目先は、実線が75日EMA(8.930円近辺)を上抜ける展開となれば、上昇波を継続する可能性が高まりそうです。
※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
投資助言サービス担当 テクニカルアナリスト 村石
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テクニカル分析でみた見通しと戦略
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