(貴金属市場)
25日の白金標準は、6営業日連続の上昇。白金標準の中心限月4月限は前日比48円高の5133円。
夜間立会の白金標準4月限は、NY白金の上昇基調に反応して5167円まで直近の高値を更新した。しかし、高値をつけてからは、上昇していたNY白金が上値水準を切り下げると、白金標準は5110円前後まで上げ幅を縮小した。NY白金の7月限は、為替のドル安・ユーロ高基調によって1012.3ドルまで上昇した後、1000ドルを挟んだ動きとなった。
日中立会は、NY白金が上昇基調を継続して1008ドル台まで上がると、白金標準は5147円まで買い直された。しかし、5140円台までの上昇は一時的な動きとなり、引けにかけては5130円台まで上げ幅を縮小した。
日中のNY白金は、引き続き為替のドル安・ユーロ高基調が支援材料となって1008.0ドルまで上昇している。6月14日から6営業日連続で上昇しており、目先は6月17日の高値1016.5ドルを試す動きになるか注目したい。白金標準は、5167円まで上値水準を切り上げている。まだ、NY白金の強調地合いが支援材料となっていることから、白金標準の強い動きが予想される。ただ、円相場は少し円高方向に進んでいるため、円高要因によって上値を削られる動きに注意したい。
白金標準の日足チャート
※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
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