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【貴金属市場】金標準は続伸して、一時1万1743円まで上昇

2024.06.12

(貴金属市場)
12日の金標準は、続伸。金標準の中心限月4月限は前日比71円高の1万1731円。
夜間立会の金標準4月限は、序盤からNY金の上昇によって買いが先行して1万1743円まで続伸した。しかし、その後はNY金の上げ一服と為替の円高方向の動きから、金標準は1万1693円まで上げ幅を縮小した。ただ、金標準の1万1700円割れの動きは一時的となり、夜間立会の引けにかけては1万1720円台まで買い直された。NY金の8月限は、12日の米国の消費者物価指数(CPI)・FOMC(連邦公開市場委員会)・パウエルFRB(連邦準備制度理事会)議長の記者会見を控え、持ち高調整の動きによって2337.3ドルまで上昇した後、2330ドルを中心とした揉み合いとなった。
日中立会は、NY金が2327ドル台まで下落して、金標準は1万1697円まで上値水準を切り下げた。しかし、その後はNY金が2333ドル台まで上昇して為替が円安基調に進むと、金標準は1万1732円まで上げ幅を拡大した。
日中のNY金は、2330ドルを中心とした揉み合いが続いている。今晩は、5月米CPI・FOMCの政策金利の発表・パウエルFRB議長の記者会見と重要なイベントが続く。今後の米国の金融政策に関する方向性が示される可能性があるため、NY金は波乱の展開が警戒される。金標準も夜間立会では乱高下が警戒されることから、パウエルFRB議長の記者会見の内容を見極めるまでは様子見が無難とみたい。

金標準の日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

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