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【貴金属市場】日中立会・午後 金先物は売り優勢、白金先物は方向感を探る展開

2024.03.13

投資助言サービス担当アナリスト(村石充)が、金相場と白金相場の状況をお伝えいたします。
※投資助言サービスとは

<金先物2月限 60分足>
金先物 60分足
大阪取引所(JPX)の金先物2月限は、前日比92円安の10,226円近辺で推移しています。
夜間立会で、ドル建てゴールドが大幅下落となったことから、JPX金先物は5日EMA(10,246円近辺)を下抜けて下落しています。

60分足チャートで考察すると、実線は10本EMA(10,240円近辺)が抵抗として機能しており、上値の重い展開が続いています。
オシレータ系指標のMACDはマイナス圏で横這い推移となり、ヒストグラムがマイナス圏で拡大から収縮傾向に変化していることで、実線が10本EMA(10,240円近辺)を上抜ける展開となれば、下落一服感が高まりそうです。

<白金先物2月限 60分足>
白金先物 60分足
白金先物2月限は、前日比32円安の4363円近辺で推移しています。
夜間立会では、ドル建てプラチナが米消費者物価指数(CPI)の内容を受けて下落したことから、JPX白金も売り優勢の展開に一時4332円まで下落しました。売り一巡後は買い戻しの動きに下落幅を縮めました。日中取引は売り優勢の展開が続いています。

60分足チャートで考察すると、実線は10本EMA(4366円近辺)や25本EMA(4368円近辺)が抵抗となり、一目均衡表の雲の中に下落しています。
下値は75本EMA(4359円近辺)がサポート役として機能しているものの、上値の重い展開が続いています。
目先は一目均衡表の雲を上下どちらにブレイクするか注目されます。

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投資助言サービス担当 テクニカルアナリスト 村石

(13:00執筆)

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

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