（貴金属市場）
５日の金標準は、続騰。金標準の中心限月２月限は前日比１８１円高の１０２４６円。
夜間立会の金標準の２月限は、ＮＹ金の大幅続伸に反応して１万０２５２円まで続騰した。ＮＹ金の４月限は、米国の早期利下げ観測が引き続き支援材料となり２１２８．４ドルまで大幅続伸した。日中立会の金標準は、序盤にＮＹ金が２１１８ドル台まで下がると金標準は１万０２０２円まで上げ幅を縮小した。しかし、金標準の下押しは一時的となり、その後ＮＹ金が２１２７ドル台まで戻ると金標準は１万０２５９円まで上昇して上場来高値を更新した。
日中のＮＹ金は、２１１８．５ドルまで下落した後に、２１２８．０ドルまで買い直されている。先週発表された米経済指標が弱気な内容となったことで、米ＦＲＢ（連邦準備制度理事会）による早期利下げ観測が引き続き支援材料となっている。ＮＹ金は先週末から７０ドル以上の上昇となっており、目先は２０２３年１２月４日の高値２１７１．５ドルも視野に入ってきている。金標準は、１万０２５９円まで上場来高値を更新している。まだ、ＮＹ金が上昇基調を継続していることから、金標準の上値水準の切り上げが想定される。ＮＹ金・金標準が強い動きを維持していることから、値ごろでの売りは避けるのが無難と見たい。
金標準の日足チャート
※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
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