大阪取引所(JPX)の金先物12月限は、前日比1円高の9831円近辺で推移しています。日日中立会から新甫発会した2月限は、9837円で始まりました。
実線(12月限)は夜間取引で一時9814円まで下落したあと、押し目買いが活発となり、9848円まで上昇しました。
日中取引は外国為替市場の米ドル/円が下落傾向となっていることから、売りが先行して始まっています。
60分足チャートで考察すると、実線は25本EMA(9831円近辺)の水準で動意に乏しい展開となっています。
目先は、10本EMA(9835円近辺)を回復できれば、引き続き高値圏での推移が想定されます。
白金先物12月限は、前日比31円安の4294円近辺で推移しています。日日中立会から新甫発会した2月限は、4297円で始まりました。
実線(12月限)は、夜間取引で売りが優勢の展開が続き、4276円まで下落しました。日中取引は買いが先行しており、下げ幅を縮める展開となっています。
60分足チャートで考察すると、実線は5本EMA(4292円近辺)や10本EMA(4294円近辺)を回復しており、底堅い展開となっています。
オシレータ系指標で考察すると、MACDがマイナス圏で上向きに変化し、ヒストグラムがプラス圏に入っていることで、下落一服感から上昇期待が高まりつつあります。
目先は、10本EMAが上向きに推移し、5本EMAと10本EMAがゴールデンクロスを形成する展開となれば、上昇期待が高まってきそうです。
より詳しい分析はYouTube動画で配信中です。
テクニカル分析でみた見通しと戦略
★フジトミ証券の投資助言サービスでは日々売買サインを配信しています。
投資助言サービスとは
X(旧ツイッター)でも情報を配信しています。
★https://twitter.com/muraishi_fjtm
投資助言サービス担当 テクニカルアナリスト 村石
(10:00執筆)
※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。