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【貴金属市場】金標準は6営業日連続で上昇して、9861円まで直近の高値を更新

2024.02.26

(貴金属市場)
26日の金標準は、6営業日連続の上昇。金標準の中心限月12月限は前日比25円高の9830円。
金標準12月限は、2月23日の休日取引でNY金の軟調地合いによって一時9773円まで下落した。しかし、その後はNY金が軟調地合いから強調地合いに転換すると、金標準は9861円まで直近の高値を更新した。NY金の4月限は、米国の長期金利の上昇と為替のドル高・ユーロ安基調を背景に2025.4ドルまで崩れたが、その後は米長期金利が低下して為替がドル安・ユーロ高方向の動きから2053.2ドルまで上昇した。週明けの日中立会は、序盤に為替の円高基調とNY金の2040ドル割れの動きによって金標準は9809円まで上げ幅を縮小した。しかし、その後はNY金の下げ一服と為替の円安方向の動きから、金標準は9836円まで買い直された。
日中のNY金は、為替のドル高・ユーロ安方向の動きによって2039.6ドルまで下落している。ドル安要因でNY金は下落しているが、週明けの米長期金利は低下していることから、NY金の下振れは一時的な動きになると見たい。金標準は、9861円まで上昇してから上げ一服となっている。ただ、為替の円安基調は継続していることから、金標準の底堅い動きが今後も想定される。まだ、上昇基調は継続しており、休日取引時間帯に9850円を突破したことによって、次の上値目途は9900円を試す動きが予想される。

金標準の日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

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