大阪取引所(JPX)の金先物12月限は前日比64円安の9698円近辺で推移しています。
実線は、売り優勢の展開に3営業日ぶりに陰線を形成しています。
下値は10日EMA(9685円近辺)がサポート役として機能していますが、この水準を維持できるか注目されます。
60分足チャートで考察すると、実線は10本EMA(9695円近辺)がサポート役として機能しているものの、上値では25本EMA(9701円近辺)が抵抗として機能しています。
目先は実線が10本EMAを下抜ける展開となれば、下落リスクが高まります。
白金先物12月限は、前日比9円高の4318円近辺で推移しています。
実線は一時4250円まで下落する場面もありましたが、その後は押し目買いが活発となり、長い下ヒゲ陽線を形成しています。これにより、200日EMA(4291円近辺)がサポート役として機能したカタチです。
60分足チャートで考察すると、実線は10本EMA(4308円近辺)がサポート役として機能しており、直近高値(4332円)を示現した長い上ヒゲに絡む展開となっていることから、上値試しの様相を呈しています。
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投資助言サービス担当 テクニカルアナリスト 村石
(09:50執筆)
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