（貴金属市場）
１９日の白金標準は、急反発。白金標準の中心限月１２月限は前日比１１４円高の４３４６円。
夜間立会での白金標準１２月限は、ＮＹ白金の上昇と為替の円安基調によって４３３０円まで急反発した。ＮＹ白金の４月限は、ＮＹ金とＮＹパラジウムの強調地合いに反応して９１６．５ドルまで上昇した。日中立会は、ＮＹ白金が９２１ドル台まで続伸すると、白金標準は４３５５円まで上げ幅を拡大した。しかし、高値をつけてからは、ＮＹ白金が９２０ドル割れまで下がり、白金標準も４３３９円まで上値水準を切り下げた。ただ、引けにかけて、為替が一段の円安方向に進み、白金標準は４３４９円まで買い直された。
日中のＮＹ白金は、９２１．５ドルまで続伸している。前日と同様にＮＹ金やＮＹパラジウムの堅調地合いによって、ＮＹ白金は９２１ドル台まで買い進まれた。ただ、為替は現在ドル高・ユーロ安基調となっていることから、今後のＮＹ白金の上げ一服の動きが警戒される。白金標準は、ＮＹ白金の上昇と為替の円安基調によって、４３４０円台まで急反発している。まだ、為替は円安基調を継続していることから、目先の白金標準の堅調地合いが想定される。
白金標準の日足チャート
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