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【貴金属市場】金標準は続伸して、直近の高値を更新

2024.01.16

(貴金属市場)
16日の金標準は、続伸。金標準の中心限月12月限は前日比35円高の9627円。
夜間立会での金標準12月限は、NY金の堅調地合いと為替の円安方向の動きによって9629円まで続伸した。NY金の2月限は米国の休日の中、時間外取引で一時2062.8ドルまで上昇した。しかし、高値をつけてからは上げ一服の動きから、2057ドルを中心とした揉み合いの展開となった。日中立会は、序盤に為替の円安基調が支援材料となり、金標準は9636円まで上昇した。しかし、その後は為替の円安基調の一服とNY金が2051ドル台まで下落すると、金標準は9620円まで上げ幅を縮小する動きも見せた。
日中のNY金は2050.9ドルまで上値水準を切り下げている。中東情勢の悪化による地政学的リスクの買いと、為替のドル高・ユーロ安基調による売り圧力によって、週明けからNY金は2050ドル台を中心とした揉み合いの動きとなっている。今晩のNY金は連休明けから本格的な動きとなるが、為替がドル高・ユーロ安基調が進んでいることを踏まえると、目先は2050ドル割れが警戒される。金標準は、日中に9636円まで上昇してから、上値水準を切り下げている。NY金の上値水準の切り下げや為替の円安の一服の動きを踏まえると、金標準も夜間では下振れが警戒される。

金標準の日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

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