(貴金属市場)
16日の金標準は、続伸。金標準の中心限月12月限は前日比35円高の9627円。
夜間立会での金標準12月限は、NY金の堅調地合いと為替の円安方向の動きによって9629円まで続伸した。NY金の2月限は米国の休日の中、時間外取引で一時2062.8ドルまで上昇した。しかし、高値をつけてからは上げ一服の動きから、2057ドルを中心とした揉み合いの展開となった。日中立会は、序盤に為替の円安基調が支援材料となり、金標準は9636円まで上昇した。しかし、その後は為替の円安基調の一服とNY金が2051ドル台まで下落すると、金標準は9620円まで上げ幅を縮小する動きも見せた。
日中のNY金は2050.9ドルまで上値水準を切り下げている。中東情勢の悪化による地政学的リスクの買いと、為替のドル高・ユーロ安基調による売り圧力によって、週明けからNY金は2050ドル台を中心とした揉み合いの動きとなっている。今晩のNY金は連休明けから本格的な動きとなるが、為替がドル高・ユーロ安基調が進んでいることを踏まえると、目先は2050ドル割れが警戒される。金標準は、日中に9636円まで上昇してから、上値水準を切り下げている。NY金の上値水準の切り下げや為替の円安の一服の動きを踏まえると、金標準も夜間では下振れが警戒される。
金標準の日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
執筆者情報
田澤
フジトミ証券株式会社
投資助言事業部
日本テクニカルアナリスト協会 認定テクニカルアナリスト(CMTA®)
フジトミ証券の投資助言サービスにおいて、商品先物、株価指数、FXを中心に、テクニカル分析に基づいた相場解説および売買判断のフォローアップを担当。
▶ 投資助言サービスについて
https://www.fujitomi.co.jp/advice/
▶ X(旧Twitter)https://twitter.com/tazawa_fujitomi
商品先物業界の営業・企画調査などを経験し、フジトミ証券株式会社。
入社後からは会員専用サイト「商品先物マーケット情報」の市場分析や情報レポートの作成業務に従事。ファンダメンタルズ分析・テクニカル分析の両面からのアプローチが分かりやすいと好評。
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