(貴金属市場)
18日の金標準は、反落。金標準の中心限月10月限は前週末比33円安の9252円。
週末の夜間立会での金標準の中心限月は、NY金の下落基調によって9224円まで反落した。NY金の2月限は、為替のドル高・ユーロ安方向の動きが圧迫要因となり2029.2ドルまで下落した。週明けの日中立会は、序盤に為替の円安基調とNY金の2036ドル台までの反発によって、金標準は9258円まで下げ幅を縮小した。しかし、その後は為替の円安基調が一服すると、金標準は9250円前後で推移した。
日中のNY金は2038.4ドルまで反発している。週明けの米長期金の低下や為替のドル安・ユーロ高方向の動きがNY金の支援材料となっている。ただ、序盤に2030ドルを割るなどまだ不安定な動きも見せている。今晩は、米国の主要な経済指標の発表がないことから、NY金は2030ドル台を中心とした動きが想定される。金標準は、NY金の反発と為替の円安方向の戻りの一服によって9250円台で推移している。12月16日の安値から下げ一服となっているが、円相場の動き次第で、まだ下振れの動きが警戒される。円相場は、明日の日銀金融政策決定会合まで不安定な動きが続くと見たい。
金標準の日足チャート
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