（貴金属市場）
２２日の白金標準は、３営業日連続の上昇。白金標準の中心限月１０月限は前日比６６円高の４３９５円。
夜間立会の白金標準は、ＮＹ白金の上昇と為替の円安方向の動きによって４４１７円まで続伸した。ＮＹ白金の１月限は、為替のドル安・ユーロ高基調によって９４７．８ドルまで上値水準を切り上げた。日中立会は、序盤にＮＹ白金の反落と為替の円高基調によって４３７４円まで上げ幅を縮小した。しかし、日中立会の安値をつけてからは、ＮＹ白金の下げ一服と為替の円安方向の動きによって４３９５円まで買い直された。
日中のＮＹ白金は、為替のドル高・ユーロ安方向の動きによって９３８．６ドルまで反落している。為替のドル高・ユーロ安方向の動きは米長期金利の上昇が要因となっているが、明日は米国が感謝祭による休日となるため、ＮＹ白金はポジション調整による更なる下振れが警戒される。白金標準は４４１７円まで上昇する動きとなったが、ＮＹ白金の下振れ懸念によって、夜間の白金標準は上値の重い展開が想定される。
白金標準の日足チャート
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