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【貴金属市場】金標準は、4営業日連続の上昇

2023.11.17

(貴金属市場)
17日の金標準は、4営業日連続の上昇。金標準の中心限月10月限は前日比53円高の9604円。
夜間立会の金標準の中心限月は、NY金の強調地合いによって9605円まで上昇した。しかし、高値をつけてからは、為替の円高基調によって上げ一服となり9600円を挟んだ展開が続いた。NY金は、弱気な米国の新規失業保険申請件数をきっかけに、米長期金利の低下と為替のドル安基調が支援材料となり、12月限は1991.1ドルまで急伸した。ただ、NY金も高値をつけてから、上げ一服の展開から1980ドル台半ばまで上げ幅を縮小した。日中立会は、NY金が1989ドル台まで買い直されると、金標準は為替の円安方向の動きもあって9614円まで上げ幅を拡大した。しかし、高値をつけてからは、為替のドル高基調によってNY金は上値が重くなり、金標準は9610円を挟んだ動きとなった。
日中のNY金は1989.6ドルまで買い直されたが、上値は重くなっている。前日に1991ドル台の高値をつけてから、為替のドル高基調が圧迫要因となっている。米長期金利も本日は下げ止まりの動きを見せており、NY金の下振れも警戒される。金標準は、11月6日以来の9600円台まで上昇している。ただ、NY金は上げ一服の動きとなっているが、ドル高基調による為替の円安方向の動きは金標準の支援材料になることから、金標準の堅調地合いが想定される。

金標準の日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

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