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【石油市場】ドバイ原油は、3営業日ぶりに反発

2023.11.10

(石油市場)
10日のドバイ原油は、3営業日ぶりに反発。ドバイ原油の中心限月4月限は前日比560円高の7万3200円。
夜間立会のドバイ原油は、WTI原油の上昇と為替の円安基調によって7万3780円まで急反発したが、その後はWTI原油の上値水準の切り下げによって7万2600円まで崩れた。WTI原油は、連日の下落による安値拾いの買いと為替のドル安基調によって、77.16ドルまで反発した。しかし、高値をつけてからは、為替がドル高方向に戻り戻り、WTI原油は75.40ドル台まで上値水準を切り下げた。日中立会はWTI原油が75.30ドル台まで反落すると、ドバイ原油は7万2560円まで下げ幅を拡大した。しかし、その後は、WTI原油が出直りの動きとなり、13時過ぎに76.20ドル台まで上昇すると、ドバイ原油は7万3340円まで買い直された。ただ、引けにかけては、上昇していたWTI原油が76ドル割れ寸前まで水準を下げると、ドバイ原油は73200円を挟んだ水準まで上げ幅を縮小した。
日中のWTI原油は、76ドルを中心としたレンジの動きとなっている。11月8日の74.91ドルの安値をつけてから下げ一服の動きとなっているが、為替のドル高基調によって、WTI原油の安値からの戻りは限定的となっている。WTI原油は、引き続き為替のドル相場の動き次第となっている。ドバイ原油は3営業日ぶりに反発している。ただ、WTI原油の戻りが限定的な動きから、ドバイ原油の夜間は上値の重い展開が想定される。

ドバイ原油の日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

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