フジトミ証券株式会社は投資サービスをはじめ、保険・環境関連サービスをご提供致します。

投資情報ナビ

【貴金属市場】白金標準は、4200円台半ばまで急反落

2023.10.25

(貴金属市場)
25日の白金標準は、急反落。白金標準の中心限月8月限は前日比57円安の4241円。
夜間立会の白金標準は、NY白金の値崩れに引っ張られ4234円まで急反落した。しかし、安値をつけてからは、NY白金の下げ一服と為替の円安基調によって白金標準は4260円台まで下げ幅を縮小した。NY白金の1月限は、為替のドル高・ユーロ安基調が圧迫要因となり900ドルを割り込むと886.9ドルまで崩れた。日中立会は、NY白金が896ドル台まで上昇すると、白金標準は為替の円安方向の動きもあって4272円まで戻した。しかし、白金標準の4270円台の戻りは一時的となり、その後、NY白金が891ドル割れまで下がると、白金標準も4240円まで売り直された。
日中のNY白金は、896.3ドルまで反発した後に、890.2ドルまで続落している。前日の下落要因となった為替はドル高・ユーロ安基調が一服しているが、NY白金の戻りはイマイチの状況となっている。NY金も軟調地合いを継続していることから、他の貴金属市場の弱い動きによってNY白金の下値水準の切り下げが警戒される。白金標準は、再び4300円割れの動きとなっている。まだ、NY白金の軟調地合いによって、白金標準の下落が想定され、目先は10月19日の安値4224円を下抜けするか注目したい。

白金標準の日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

  • プライム情報・記事一覧
  • 経済カレンダー
  • 相場表

▲ PAGE TOP