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【石油市場】ドバイ原油は、続伸して一時7万5900円台まで上昇

2023.10.11

(石油市場)
11日のドバイ原油は、続伸。ドバイ原油の中心限月3月限は前日比550円高の7万5810円。
夜間立会のドバイ原油は、WTI原油の売り買い交錯する動きに翻弄され、序盤に7万5720円まで上昇したが、その後は、7万5000円まで反落した。しかし、夜間の安値をつけてからは、7万5600円台まで買い直されるなど乱高下した。WTI原油は、中東情勢の悪化が引き続き支援材料となり、11月限は、86.74ドルまで上昇した。しかし、高値をつけてからは、原油輸出の影響が限定的との見方によって供給不安のリスクが和らぐと85.10ドル台まで反落した。その後は、売り買いが交錯する展開となり、WTI原油は85~86ドル前半のレンジで推移した。日中立会は、WTI原油が序盤から続伸すると、ドバイ原油は寄付きから上げ幅を拡大して夜間高値を上抜けした。その後、WTI原油が86.30ドル台まで上昇すると、ドバイ原油は7万5940円まで買い進まれた。しかし、高値をつけてからは、WTI原油の上げ一服動きによって、ドバイ原油は7万5700円台まで上値水準を切り下げた。
日中のWTI原油は86.33ドルまで上昇している。引き続き、中東情勢による地政学的リスクが支援材料となっているが、週明けの高値から上値水準は切り下げている。まだ。WTI原油の高止まりが想定されるが、中東情勢のリスクによる買いは一巡している。ドバイ原油は、日中に7万5900円台まで続伸している。まだ、上昇基調は継続しているが、WTI原油の上値水準の切り下げの動きを踏まえると、7万6000円付近での上値の重い展開が警戒される。

 

ドバイ原油の日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

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