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【貴金属市場】金標準は、8日連続の下落

2023.10.03

(貴金属市場)
3日の金標準は、8営業日連続の下落。金標準の中心限月8月限は前日比76円安の8782円。
夜間立会の金標準は、引き続きNY金の値崩れによって8806円まで続落した。NY金は、米長期金利の上昇と為替がドル高基調が圧迫要因となって、12月限は1842.7ドルまで崩れた。日中立会は、再開したNY金が一段の下落を見せ1830.9ドルまで下値水準を切り下げると、金標準は8749円まで下げ幅を拡大した。しかし、安値をつけてからは、NY金の下げ一巡の動きと為替の円安方向の動きによって金標準は8782円まで戻りを見せた。
日中のNY金は1830ドル割れ目前まで大幅続落している。米長期金利の高止まりや為替のドル高・ユーロ安基調が引き続きNY金の圧迫要因となっている。NY金は、6営業日連続で下落していることで自律反発も期待されるが、まだ、為替のドル高基調が継続していることから、戻り局面では売り直される動きが警戒される。金標準は、本日の続落によって8営業日連続で下落している。為替は円安方向に進んでいるが、それ以上にNY金の下落基調が強いことから軟調地合いが続いている。短期間で大幅安となっているが、NY金の出直りの動きが見えないだけに、金標準の下値水準の切り下げの動きが警戒される。

金標準の日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

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