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【貴金属市場】週明けの金標準は、小幅続落

2023.09.25

(貴金属市場)
25日の金標準は、小幅続落。金標準の中心限月8月限は前週末比9円安の9158円。
週末の夜間立会の金標準の中心限月は、為替の円安基調とNY金の上昇によって、一時9185円まで反発した。NY金の12月限は、米国の長期金利の低下や為替のドル安・ユーロ高方向の動きによって、1949.1ドルまで上昇したが、その後は、1944ドル台まで上げ幅を縮小した。日中立会は、週明けのNY金は軟調地合いとなり、15時過ぎに1941ドル割れまで下落すると、金標準は9155円まで売られる展開となった。
日中のNY金は1940.4ドルまで反落している。先週の米FOMC(連邦公開市場委員会)を終えて、新たな材料待ちとなっている状況の中、NY金は上値水準を切り下げている。今週は、週後半に米国の第2四半期のGDPや個人消費支出(PCE・コアPCE)などの経済指標の発表が予定され、引き続き米FRB(連邦準備制度理事会)による金融引締め観測を探る展開が想定される。金標準は、週明けのNY金の反落によって、小幅続落している。ただ、為替は円安方向を維持していることから、金標準の下振れは限定的となっている。今後も、NY金の軟調地合いの中、為替の円安基調が金標準の下支えになると見たい。

金標準の日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

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