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【海外商品市況】WTI原油は、4営業日ぶりに反落

2023.09.20

(NY貴金属)
19日のNY金は小幅続伸。NY金期近12月限は前日比0.3ドル高の1953.7ドル、NY白金期近10月限は10.1ドル高の948.4ドル、NY銀期近12月限は同4.2セント安の2345.6セント。
昨日のNY金は、米FOMC(連邦公開市場委員会)を控え、ドル相場の動きと持ち高調整によって小幅続伸した。NY金の12月限は、欧州時間帯に為替のドル高・ユーロ安方向の動きによって1951.2ドルまで反落したが、その後、為替がドル安・ユーロ高基調になるとNY金は1958.9ドルまで続伸した。しかし、高値をつけてからは、為替のドル安・ユーロ高基調の一巡や米FOMCを控えた持ち高調整によって上値水準を切り下げると1950.9ドルまで崩れた。ただ、引けにかけては、1953ドル台まで買い直されるなど、底堅い動きも見せた。今晩は、米FOMCとパウエル米FRB(連邦準備制度理事会)議長の記者会見が予定されている。米政策金利の据え置き決定はほぼ確実視されている中、市場では声明やパウエル米FRB議長の記者会見の内容が注目されている。FOMCの声明は日本時間21日3時、パウエル米FRB議長の記者会見は3時30分となっている。
NY白金も続伸して、4営業日連続で上昇した。NY白金の10月限はNY金と同様に、序盤に為替のドル高・ユーロ安方向の動きによって934.0ドルまで下落したが、その後、為替がドル安・ユーロ高基調になると955.0ドルまで急伸した。しかし、高値をつけてからは、為替のドル安・ユーロ高基調が一巡するとNY白金は945ドル台まで上げ幅を縮小した。

NY金12月限日足

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

NY白金10月限日足

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

(WTI原油・NY石油製品・北海ブレント)
19日のWTI原油は、4営業日ぶりに反落。WTI原油期近10月限は前日比0.28ドル安の91.20ドル、北海ブレント原油期近11月限は同0.09ドル安の94.34ドル。RBOBガソリン10月限は同3.98セント安の265.81セント、NYヒーティングオイル期近10月限は同8.56セント高の337.39セント。
昨日のWTI原油は、利益確定の売りよって反落した。WTI原油の10月限は、序盤から需給のひっ迫懸念による強調地合いを維持すると93.74ドルまで続伸して直近の高値を更新した。しかし、高値をつけてからは、昨年11月以来の93ドル台まで上昇したことや為替のドル高基調の動きによって、利益確定の売りが膨らむと91.07ドルまで崩れた。その後は、下げ一服の展開となり、引けにかけて91ドル台半ばまで買い直された。

WTI原油期近10月限週足

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

(CBOTコーン)
19日のシカゴコーンは4営業日ぶりの反発。期先12月限は前日比4.75セント高の476.25セント。
昨日のシカゴコーンは、安値拾いの買いによって反発した。シカゴコーンの12月限は、序盤から軟調地合いを維持すると欧州時間帯に467.75セントまで安値を更新した。しかし、その後は、安値拾いの買いが台頭して、シカゴコーンは出直りの動きから一時477.00セントまで反発した。昨日発表された、米国のトウモロコシの作柄進捗は、収穫が前週の5%から9%に上昇し、5年平均の7%を上回っている。作柄は、「優」・「良」の割合の合計が、51%と前週の50%より1ポイント低下している。

シカゴコーン期近12月限日足

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