(石油市場)
13日のドバイ原油は続伸して、一時8万円台まで上昇。ドバイ原油の中心限月2月限は前日比1020円高の7万9870円。
夜間立会のドバイ原油の中心限月は、WTI原油の急反発と為替の円安基調によって7万9890円まで上値水準を切り上げた。WTI原油は、強気な需要を示したOPECの月報によって需給のひっ迫懸念が再燃すると、10月限は89.37ドルまで高値を更新した。日中立会は、WTI原油の強調地合いの維持と為替の円安基調によって、ドバイ原油は上げ幅を拡大して8万0030円まで直近の高値を更新した。ドバイ原油の8万円台は、繋ぎ足チャートでは2022年7月以来となった。しかし、高値をつけてからは、為替の円安基調が一巡して円高方向に戻ると、ドバイ原油は7万9800円台まで上げ幅を縮小した。
日中のWTI原油は、序盤は88ドル台後半で推移していたが、その後は下値水準を切り上げて89.21ドルまで上昇している。引き続き、需給のひっ迫懸念がWTI原油の支援材料となって、上昇基調を継続している。今晩は、米国の消費者物価指数とEIAの在庫統計の発表が予定されている。消費者物価指数は、米FRBが金融政策を判断する上で、重要なインフレ指標とされているだけに、WTI原油にも影響を与える指標となっている。EIAの在庫統計は、原油在庫が前週比で200万バレルの減少と予想され、需給ひっ迫懸念を強める結果になるか見極めたい。米国の消費者物価指数は、日本時間21時30分。EIAの在庫統計は、同23時30分にそれぞれ発表される。ドバイ原油は、日中に8万円の大台まで上昇している。まだ、WTI原油が上昇基調を継続していることから、ドバイ原油の強い動きが想定される。ただ、今晩の米国の消費者物価指数によって円相場の波乱が警戒される。円安基調はドバイ原油の支援材料となるが、円高基調になるとドバイ原油の下振れ要因になるので注意したい。
ドバイ原油の日足チャート

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