(貴金属市場)
8日の白金標準は、小幅反発。白金標準の中心限月8月限は前日比1円高の4285円。
夜間立会の白金標準の中心限月は、NY白金の続落と為替の円高基調によって4247円まで続落した。しかし、安値をつけてからは、NY白金が下げ幅を縮小すると白金標準も4270円台まで出直りの動きとなった。NY白金は、為替のドル高・ユーロ安基調によって、10月限は903.5ドルまで直近の安値を更新した。ただ、その後は、為替のドル高・ユーロ安基調が一巡するとNY白金は910ドル前半まで下げ幅を縮小した。日中立会は、NY白金が914ドル台まで反発すると、白金標準は4290円まで上昇して、日中の高値を更新した。しかし、その後は、NY白金の上げ一服の動きによって、白金標準は4280円まで売り直される動きも見せた。
日中のNY白金は、910ドル台維持の動きから915.0ドルまで反発している。為替のドル高基調の一巡によってNY白金は戻り基調を見せているが、引き続き為替のドル・ユーロの動き次第となっている。白金標準は、NY白金の反発によって4247円の安値から出直りの動きとなっている。円相場は、円安基調を維持しており、NY白金の下げ一服によって、白金標準の更なる戻りも期待される。
白金標準の日足チャート
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