(貴金属市場)
4日の金標準は急反発。金標準の中心限月8月限は前日比66円高の9137円。
週末の夜間立会の金標準の中心限月は、NY金と為替の円相場の乱高下に翻弄され、9053円まで下落した後に9112円まで反発した。NY金の12月限は、弱気な米国の雇用統計がきっかけとなり1980.2ドルまで上昇したが、その後は、強気なISM製造業PMI(購買担当者景況指数)によって1960.7ドルまで下落するなど乱高下した。日中立会は、週明けのNY金が続伸して1972ドル台まで上昇すると、金標準は為替の円安基調もあって9137円まで上げ幅を拡大した。
日中のNY金は1972.3ドルまで続伸している。本日はレーバーデイの休日となっており、NY金は短縮の電子取引となっている中で、NY金は1970ドル台を維持している。金標準は、NY金の続伸と為替の円安基調によって上場来高値を再び更新している。再び上値水準を切り上げる動きとなっているが、NY金の堅調地合いと為替の円安基調を踏まえると、まだ高い動きが想定される。
金標準の日足チャート
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