フジトミ証券株式会社は投資サービスをはじめ、保険・環境関連サービスをご提供致します。

投資情報ナビ

【貴金属市場】金標準は9営業日ぶりに反落

2023.09.01

(貴金属市場)
1日の金標準は9営業日ぶりに反落。金標準の中心限月8月限は前日比42円安の9071円。
夜間立会の金標準の中心限月は、NY金の下落と為替の円高基調によって9062円まで崩れた。NY金は、為替のドル高・ユーロ安基調によって12月限は1965.5ドルまで下落した。日中立会は、序盤にNY金が1970ドル台まで反発すると金標準は9077円まで下げ幅を縮小した。しかし、金標準の戻りは一時的な動きとなり、NY金が1964ドル台まで売られると金標準は9059円まで下値水準を切り下げた。しかし、日中の安値をつけてからは、NY金が再び1960ドル台まで買い直されると金標準は9070円台まで戻した。
日中のNY金は、今晩の米国の雇用統計の発表を控え様子見ムードの展開から、1960ドル台半ばで推移している。米雇用統計の事前予想は、17万人と前月の18万7000人より低い水準となっている。予想通り弱気な結果となれば、米長期金利の低下や為替のドル高基調によってNY金は買われ易くなると見たい。ただ、国内の金標準は、弱気な米雇用統計になった場合、為替のドル安・円高基調が予想され、上値を抑えられる動きが警戒される。まずは、日本時間21時30分の雇用統計の結果を見極めたい。

金標準の日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

  • プライム情報・記事一覧
  • 経済カレンダー
  • 相場表

▲ PAGE TOP