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【貴金属市場】金標準は7営業日連続で上昇

2023.08.30

(貴金属市場)
30日の金標準は7営業日連続の上昇。金標準の中心限月8月限は前日比39円高の9092円。
夜間立会の金標準の中心限月は、NY金の大幅続伸の動きによって9098円まで再び上場来高値を更新した。しかし、高値をつけてからは、為替が円高方向に動くと金標準は上値水準を切り下げて9065円まで上げ幅を縮小した。NY金は、米長期金利の低下と為替のドル安・ユーロ高基調が支援材料となり、12月限は1966.5ドルまで大幅続伸した。日中立会は、NY金の堅調地合いと為替の円安方向の戻りによって金標準は上げ幅を拡大して、12時過ぎに9097円まで買い直された。しかし、その後は、為替の円安方向の動きが一服すると金標準は9090円を挟んだ動きとなった。
日中のNY金は1960ドル台で推移している。前日は、弱気な米国の経済指標によって、利上げの長期化懸念が後退して、NY金は一段の上昇をした。今晩も米国の主要な経済指標の発表が予定されている。今晩発表される経済指標は、ADP全米雇用報告や第2四半期の実質GDP・GDPデフレータ・個人消費・PCEコアデフレータなどが予定され、引き続き米国の経済指標の発表に注目したい。金標準は、7営業日連続で上昇して連日高値を更新している。まだ、為替の円安基調やとNY金の堅調地合いを踏まえると強い動きが想定される。

金標準の日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

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