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【海外商品市況】NY金は、10営業ぶりに反発

2023.08.19

(NY貴金属)
18日のNY金は反発。NY金期近12月限は前日比1.3ドル高の1916.5ドル、NY白金期近10月限は19.4ドル高の915.0ドル、NY銀期近9月限は同1.8セント高の2273.3セント。
週末のNY金は、10営業ぶりに反発した。NY金の12月限は、序盤から米長期金利の低下と為替のドル安・ユーロ高方向の動きによって1920ドル台を回復すると、米国取引時間帯に1926.0ドルまで反発した。しかし、高値をつけてからは、低下した米長期金利が下げ止まり為替のドル安・ユーロ安が一巡すると、NY金は1920ドル割れの展開から1915.9ドルまで上げ幅を縮小した。ただ、引けにかけては1918ドル台まで買い直され10営業日ぶりの反発となった。NY白金もNY金と同様に上昇した。NY白金の10月限は、為替のドル安・ユーロ高基調によって序盤から続伸し、米国取引時間帯に917.5ドルまで続伸した。その後、為替のドル安・ユーロ高が一巡するとNY白金は911ドル台まで上げ幅を縮小したが、NYパラジウムの強調地合いが下支えとなり、NY白金は引けにかけて916ドル台まで買い直された。

NY金12月限日足

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

NY白金10月限日足

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

(WTI原油・NY石油製品・北海ブレント)
18日のWTI原油は続伸。WTI原油期近9月限は前日比0.86ドル高の81.25ドル、北海ブレント原油期近10月限は同0.68ドル高の84.80ドル。RBOBガソリン9月限は同0.15セント高の282.32セント、NYヒーティングオイル期近9月限は同6.59セント高の315.97セント。
週末のWTI原油は、需給の引き締まり観測を背景に続伸した。WTI原油の9月限は、序盤から買い先行の展開から80.90ドル台まで続伸した。しかし、その後は、中国の不動産大手の中国恒大集団が、米国で破産法の適用を申請したことによる、中国の景気先行きに警戒感が強まり、WTI原油は79.59ドルまで下落した。ただ、WTI原油の下押しは限定的となり、週中に発表されたEIA(米エネルギー情報局)が発表した原油在庫の大幅取り崩しや、サウジアラビアの自主減産の継続によって、需給の締まり観測が引き続き支援材料となりWTI原油は81.61ドルまで続伸した。

WTI原油期近9月限日足

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

(CBOTコーン)
18日のシカゴコーンは続伸。期先12月限は前日比7.25セント高の493.00セント。
週末のシカゴコーンは、シカゴ大豆の急伸に反応して3営業日連続で上昇した。来週から開催されるクロップツアーを控え、週末にかけて米コーンベルトの天候が、気温の上昇による乾燥した予報となり農作物の悪影響が警戒された。特に、大豆の生育に与える影響が警戒されると、シカゴ大豆が急伸した。このシカゴ大豆の急伸に反応して、シカゴコーンの12月限は495.00セントまで続伸した。

シカゴコーン期近12月限日足

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