東京商品取引所のドバイ原油先物相場は前日比1210円高の74,460円で日中取引が始まっています。
石油輸出国機構(OPEC)プラスの生産調整を背景とした供給不足見通しから買われやすい状態が続いています。サウジアラビアは日量100万バレルの自主減産を9月も継続すると発表しており、この自主減産を取りやめる時期は不透明とされています。また、米エネルギー省(EIA)発表の週間石油在庫で原油在庫は+585.1万バレル(前週 -1704.9万バレル)と積み増しに転じましたが、ガソリン在庫は-266.1万バレル(前週 +148.1万バレル)と取り崩しに転じ、中間留分(含む暖房油)の在庫は-170.6万バレル(前週-79.6万バレル)と取り崩しが続いたことも相場の下支えとなっています。
(9:07執筆)
投資助言サービス担当 テクニカルアナリスト 村石
★サイクルトレード分析の動画をYouTubeで配信中
→ テクニカル分析でみた見通しと戦略
★ツイッターで商品関連情報を配信中
→ https://twitter.com/muraishi_fjtm