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【JPX貴金属】 日中取引(午後):下げ幅を縮める展開

2023.08.09

大阪取引所(JPX)の金先物は前日比2円安の8887円近辺で推移しています。
日中取引の寄り付き後は一時8863円まで下落する場面もありましたが、その後は底堅い展開が続き、60分足で各移動平均線を上抜けてきました。
米ドル/円は143.16円近辺で若干上値が重くなる中、ドル建て金が上昇傾向に変化していることが、JPX金先物の下げ幅を縮める展開を支持しているカタチです。

白金先物は前日比48円安の4156円近辺で推移しています。
日中取引の寄り付き後は一時4133円まで下落する場面もありましたが、その後は押し目買いが優勢となり、60分足の10本EMA(4153円近辺)を上抜けてきました。上値は25本EMA(4162円近辺)が抵抗として上値を抑えられていますが、夜間取引の下げ幅を縮める展開となっています。

(14:07執筆)

投資助言サービス担当 テクニカルアナリスト 村石

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