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【貴金属市場】金標準は、NY金の軟調地合いと為替の円高基調によって続落

2023.08.04

(貴金属市場)
4日の金標準は続落。金標準の中心限月6月限は前日比69円安の8855円。
夜間立会の金標準の中心限月は、NY金の続落と為替の円高基調によって8850円まで下値水準を切り下げた。NY金は、米国の長期金利の上昇が圧迫要因となって1964.5ドルまで続落した。日中立会は、NY金が1973ドル台まで反発して、為替が円安方向に戻ると金標準は8891円まで下げ幅を縮小した。しかし、その後は、NY金が1967ドル台まで下落し、為替が再び円高基調に戻ると金標準は8855円まで売り直された。
日中のNY金は1970ドルを挟んだ動きとなっている。前日の安値から戻り基調となっているが、今晩は米国の雇用統計の発表が予定され、NY金は雇用統計の結果次第となっている。ロイター通信による事前予想では約20万人増となっており、前回の20万9000人増より少し弱い予想となっている。ひとまず、日本時間21時30分の発表を見極めたい。金標準は、8900円割れの動きとなっているが、NY金と同様に米雇用統計の結果次第と見て臨機応変に対処したい。

金標準の日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

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