(貴金属市場)
18日の白金標準は大幅続伸。白金標準の中心限月6月限は前日比68円高の4334円。
白金標準の中心限月は、祝日取引となった17日でNY白金の軟調地合いによって、4267円まで反落した。しかし、安値をつけてから、反落していたNY白金が上昇基調に反転すると白金標準は4337円まで続伸した。17日のNY白金の10月限は973.0ドルまで下落した後に、為替のドル安基調やNYパラジウムの上昇に反応して991.3ドルまで続伸した。18日の日中立会は、NY白金が983ドル台まで下落すると白金標準は4308円まで上げ幅を縮小した。しかし、その後は、NY白金が994.6ドルまで直近の高値を更新すると白金標準は4345円まで上げ幅を拡大した。ただ、引けにかけては為替の円高方向の動きによって、白金標準は4330円台まで水準を下げた。
日中のNY白金は、為替のドル安基調を背景に994.6ドルまで続伸している。今晩は、米国の小売売上高の発表が予定さてれ弱気な内容となれば、ドル安基調が引き続きNY白金の支援材料になると見たい。白金標準は、日中に4340円台まで続伸しているが、為替が再び円高方向に進んでおり、白金標準の上値を抑える動きが警戒される。
白金標準の日足チャート
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