(貴金属市場)
13日の白金標準は急反発。白金標準の中心限月6月限は前日比65円高の4228円。
夜間立会の白金標準の中心限月は、NY白金の強調地合いに引っ張られ4229円まで上昇した。しかし、夜間立会の高値をつけてからは、NY白金の上げ一巡と為替の円高基調によって4189円まで上げ幅を縮小した。NY白金は、為替のドル安・ユーロ高基調が支援材料となり964.0ドルまで上昇した。日中立会の白金標準は、序盤にNY白金の堅調地合いと為替の円高基調によって4200円を挟んだ動きとなった。しかし、昼過ぎにNY白金が966ドル台まで続伸し、為替が円安方向に戻ると白金標準は4230円まで日中の高値を更新した。
日中のNY白金は966.8ドルまで続伸している。引き続き、為替のドル安・ユーロ高基調が支援材料となっている。今晩も米国のPPI(生産者物価指数)や新規失業保険申請件数の発表が予定され、為替のドル・ユーロの動きに注目したい。白金標準はNY白金の強調地合いによって4200円台を回復する動きとなっている。ただ、NY白金の上昇に対し、為替の円高基調が上昇幅を抑える動きとなっており、引き続き為替の円高の動きに注意したい。
白金標準の日足チャート
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