（貴金属市場）
１１日の白金標準は急反発。白金標準の中心限月６月限は前日比７４円高の４２０４円。
夜間立会の白金標準の中心限月は、ＮＹ白金の大幅続伸に反応して４２００円まで上昇した。ＮＹ白金は、為替のドル安・ユーロ高基調が支援材料となって１０月限は９３７．０ドルまで続伸した。日中立会は、引き続きＮＹ白金の強調地合いによって、白金標準は上げ幅を拡大し４２１０円まで日中の高値を更新した。しかし、高値をつけてからは、為替の円高基調が圧迫要因となり４２００円を挟んだ動きとなった。
日中のＮＹ白金は９４１．９ドルまで続伸している。為替のドル安・ユーロ高基調が引き続き支援材料となっているが、６月下旬から９４０ドル台を超えてから上値が重い動きとなっている。目先は直近の高値となる６月２６日の９４３．８ドルを上抜けするか注目したい。白金標準は、為替の円高基調によって上値を抑えられる動きとなっている。ここ最近のＮＹ白金の９４０ドル台での上値の重い展開や為替の円高基調を踏まえると、白金標準は上値を追う展開は避けたい。
白金標準の日足チャート
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